ゲームで最も美しいキャラクター

Canal Cultura POP
6月5日
読了時間: 9分

皆さん、久しぶりにゲームの話に戻りますが、ゲームに登場する最も美しいキャラクターのリストをお届けします。様々な時代やゲーム機のキャラクターを取り上げますので、さっそく始めましょう。

(ゲームで最も美しいキャラクター)

ララ・クロフト

ララ・クロフトは『トゥームレイダー』シリーズの主人公であり、ポップカルチャーとビデオゲーム界で最も象徴的なキャラクターの一人です。イギリスの開発会社Core Designによって開発され、1996年にEidos Interactiveによって発売された本作で、ララは知性、勇気、そして並外れた能力で知られる冒険好きな考古学者です。彼女の主な使命は、失われた遺物を探し求めながら、墓を探索し、古代のパズルを解き、超自然現象や人間との遭遇に立ち向かうことです。当初、ララはイギリス貴族のヘンシングリー・クロフト卿の娘として登場しました。ヒマラヤ山脈での飛行機墜落事故を生き延びた後、彼女は贅沢な生活を捨て、考古学に身を捧げます。2013年にリリースされたシリーズのリブート版では、彼女のオリジンが再構築され、経験の浅い若い女性がヤマタイ島で難破し、極限の試練に直面した後、恐れを知らない冒険家へと成長していく姿が描かれています。ララは意志が強く、好奇心旺盛で、粘り強く、自立心と思いやりを兼ね備えています。緑のタンクトップ、茶色のショートパンツ、二丁拳銃という彼女のクラシックなスタイルは、旧作の象徴となりましたが、リブート版ではよりリアルな衣装と、弓やツルハシといった実用的な装備が追加されました。彼女は優れたアスリートで、登山、水泳、格闘技に加え、戦闘と複雑なパズルの解決にも長けており、アクションアドベンチャーというジャンルに欠かせないキャラクターとなっています。

春麗

春麗はストリートファイターシリーズを代表するキャラクターの一人であり、カプコンの格闘ゲームシリーズに女性として初めて登場しました。1991年の『ストリートファイターII』*で登場した春麗は、その強さ、技巧、そしてカリスマ性を兼ね備え、瞬く間に頭角を現し、様々な壁を打ち破り、文化的な象徴となりました。中国出身の彼女はインターポールのエージェントであり、主な任務は、彼女の父の死にも関わっているとされる、恐れられるM・バイソン率いる犯罪組織シャドルーの捜査と壊滅です。

春麗は、常に真実と正義のために戦う、意志の強い公正な性格で知られています。戦闘においては真摯な姿勢を見せますが、同時に優しく慈悲深い一面も見せ、特に罪のない人々やシャドルーの犠牲者に対しては、その優しさと思いやりを見せることがあります。彼女のビジュアルデザインは象徴的なものとなっており、戦闘中の動きやすさを考慮した伝統的な青いチャイナドレス、白いブーツ、鉄のスパイクが付いたブレスレット、そして白いリボンで飾られた二つのお団子ヘアが特徴です。

キャミィ

「キラードール」の異名を持つキャミィ・ホワイトは、ストリートファイターシリーズを代表するキャラクターの一人です。1993年の『スーパーストリートファイターII ザ・ニューチャレンジャーズ』で初登場し、その俊敏な動き、独特のファイティングスタイル、そして強い個性で瞬く間にファンを獲得しました。緑色の軍服、ブロンドの編み込みヘア、そして印象的なイギリス訛りで、キャミィは格闘ゲームの世界で忘れられない存在となりました。

キャミィには暗く、そして興味深い過去があります。元々は、犯罪組織シャドルーのリーダー、M・バイソンの遺伝子操作されたクローンとして作られ、「キラードール」の一人として、そして彼の意識を宿す存在として。しかし、キャミィはバイソンの支配から逃れ、自らのアイデンティティを見つけ、自らの罪を償い、シャドルーを倒すために戦いました。自由を取り戻した後、彼女はハイリスクな作戦を専門とするイギリス軍のデルタレッド部隊に入隊し、罪なき人々を守ることを使命とする高度な訓練を受けたエージェントへと成長しました。

彼女の戦闘スタイルはスピードと華麗なアクロバットを特徴としています。キャミィは、キャノンスパイクやスパイラルアローといった機敏な技と格闘技を融合させた、素早く正確な攻撃を繰り出します。軍事訓練と天性の才能により、彼女は自身よりもはるかに強い敵をも倒す、恐るべき存在となっています。華奢な外見とは裏腹に、キャミィは疲れ知らずで、意志の強い戦士です。

ソニア・ブレイド

ソニア・ブレイドは、格闘ゲーム『モータルコンバット』シリーズの中でも最も象徴的なキャラクターの一人です。彼女はその強さ、卓越した戦闘能力、そして決して揺るがない決意によって知られています。1992年に発売された初代『モータルコンバット』で初登場して以来、ソニアはシリーズを代表する人気キャラクターとなり、ほぼすべての作品に登場しています。

ソニアは高度な訓練を受けた戦士であり、世界的な脅威や異世界の侵略者と戦うエリート軍事組織「スペシャルフォース（Special Forces）」の主要なエージェントの一人です。彼女の軍事的な背景と格闘技、武器の扱い、潜入作戦などの戦闘スキルは、シリーズ屈指の強さを誇ります。素手の格闘だけでなく、銃火器や様々な武器を駆使することができるため、非常に多才で致命的な戦士です。

ソニアの物語は、仲間であるジャックス・ブリッグス（Jax Briggs）の復讐と、犯罪組織「ブラックドラゴン（Black Dragon）」のリーダーであるカノウ（Kano）との因縁が深く関わっています。カノウが彼女のパートナーを殺害し、彼女を追い詰めたことがきっかけで、ソニアは正義と復讐を求める旅に出ます。この個人的な動機は、彼女のキャラクターの根幹を成しており、カノウとの宿敵関係はシリーズを通して続く主要なストーリーラインの一つとなっています。

キャットウーマン

キャットウーマンはバットマンアーカムシリーズ、特にDLCSから始まるアーカム・シティでプレイ可能なメインキャラクターの一人です。アーカム・シティでは、セリーナはヒューゴ・ストレンジによってアーカム・シティに監禁され、トゥーフェイスとその仲間に捕らえられますが、間一髪でバットマンに救われます。

この泥棒は、ゲームの残りの時間、押収された品々を取り戻そうと、バットマンを助けようと奮闘します。アーカム・ナイトでは、このアンチヒロインはリドラーに捕らえられ、バットマンは彼女を救うためにリドラーのトロフィーをすべて集めなければなりません。

ハーレー・クイン

アーカム・シリーズのもう一人のキャラクター、ハーレイ・クインは、ほぼ全てのシリーズ作品に登場しますが、特に『アーカム・シティ』では、彼女専用のDLCが配信されています。ジョーカーの死後、彼女は深い鬱状態に陥り、どんな犠牲を払ってでもバットマンに復讐することを決意します。

彼女の外見はシリーズを通して変化してきましたが、最も印象的なのは間違いなく、上記の『バットマンアーカム・アサイラム』で使用された姿でしょう。

ジル・バレンタイン

ジル・バレンタインは、『バイオハザード』（Resident Evil）シリーズの中でも最も象徴的な主人公の一人であり、知性、戦闘能力、そしてゾンビによる黙示録やバイオハザードに立ち向かう勇気で知られています。彼女は三上真司によって生み出され、1996年に発売されたシリーズ第1作『バイオハザード』で初登場しました。ジルは瞬く間にシリーズを代表する人気キャラクターとなりました。

ジルはラクーンシティに拠点を置く特殊部隊S.T.A.R.S.（Special Tactics and Rescue Service）の元隊員です。T-ウイルスによる感染拡大で街が壊滅する前から活動しており、シリーズ序盤では戦闘や潜入、サバイバル技術に長けた優秀な警察官として描かれています。第1作ではプレイアブルキャラクターの一人として登場し、S.T.A.R.S.のブラヴォーチームの一員としてアークレイ山地の洋館事件を調査する任務に就きます。そこで彼女は次々と襲いかかる変異生物や死の罠をかいくぐり、アンブレラ社の陰謀を暴こうと奮闘します。

シリーズを通して、ジルは複雑かつ魅力的なキャラクターへと成長していきます。彼女はアンブレラ社や他の違法なバイオ実験に関わる組織の壊滅を目指し、強い使命感を持って行動します。新人の警察官だった彼女は、過酷な経験を経て、極限状態でも冷静に判断し行動できるリーダーへと成長。パズル解読や危機的状況での適応力は、彼女を『バイオハザード』の世界でも唯一無二の存在にしています。

エイダ・ウォン

エイダ・ウォンは、『バイオハザード』シリーズにおいて最も謎に包まれた魅力的なキャラクターの一人です。1998年発売の『バイオハザード2』で初登場し、その神秘的な存在感と善悪の境界を行き来する曖昧な立場で、瞬く間にファンの心を掴みました。彼女の物語は、その卓越したスキルと複雑な人間関係、とりわけレオン・S・ケネディとの関係によって彩られています。

エイダは暗い過去を持つ謎の女性で、秘密組織や強大な国家機関と深く関わっています。『バイオハザード2』では、ラクーンシティを脱出しようとする新人警官レオンを支援する謎の女性として登場します。表向きはレオンの味方に見えますが、実際はアンブレラ社とその遺伝子実験に関連する独自の任務を抱えており、彼女の真の目的は物語が進むにつれて徐々に明らかになります。

エイダは、近接戦闘や潜入任務に卓越したスキルを持ち、多種多様な武器やガジェットを自在に操ります。極限状況でも冷静さを失わない知性と精神力は彼女の大きな魅力であり、時に強大な敵であり、また時には心強い味方にもなります。彼女はレオンとの関係においても、常に謎めいた態度を崩さず、本当の意図を明かしません。その曖昧さこそが、エイダをシリーズ屈指の魅力的なキャラクターにしているのです。

ベヨネッタ

ベヨネッタは、プラチナゲームズが開発し、神谷英樹がディレクターを務めたアクションゲーム『ベヨネッタ』シリーズの主人公です。2009年の初登場以来、彼女はスタイリッシュなアクションと流れるようなコンボ、そして大胆でパワフルな性格によって、ハックアンドスラッシュジャンルのアイコンとなりました。ベヨネッタは、魔界の力を使役する契約を結んだ「アンブラの魔女」であり、超常的な力を駆使して数々の敵と戦います。彼女の物語は、自己発見と復讐をテーマに、ユーモアと圧倒的なアクションで彩られています。

ベヨネッタは、多くの面で独立した強い女性像の象徴と言えます。彼女は自信に満ち、セクシーで無敵の存在であり、戦闘中にも第四の壁を破るかのようなユーモラスなジョークを飛ばし、プレイヤーを魅了します。彼女の象徴的な長い髪は、魔法の媒体として機能し、強力な攻撃や召喚魔法を繰り出すことができます。この特徴的なデザインは、彼女を視覚的にも強く印象づけています。